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福島県 アスファルトプラント設備を納入

2019年12月21日(土) 火入れ式
本設備は震災復興の一助となるべく、様々な点を配慮した設備となっております。 各設備のメンテナンスと安全性に考慮した設計、設備更新時に部分的な入替が可能など、 近年のアスファルトプラント設備が抱える課題に対し、より良い合材工場を目指し開発しました。

プラント前景

【主な特徴】
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 TAP-1015S   (生産能力 90t/h)
 TRD-45DA-4F  (生産能力 45t/h)
 合材サイロ1基 (貯蔵能力 100t)
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●メンテナンスを考慮したフロア構成
大きな設備で分離構成しており、部分的な入替が可能です。 設備全体を一括して設計する事で、本体タワーから各設備への移動が簡単に出来るようになりました。 ミキサ架台幅を約3mと広く設計し、メンテナンス性、将来の拡張性を考慮しています。
●コンパクトな設備と工期の短縮
設備をコンパクトにする事で従来型プラントに比べ、設置面積を25%基礎面積を14%削減できます。 組立開始から試運転終了まで従来75日かかっていた工事を48日に短縮しました。 ストックヤードと事務所には太陽光パネルを設置し、光熱費を削減しています。
●ホットビン容量25m2(5区分)
密粒合材の場合:約27t、排水性合材の場合:約15tを生産可能。 排水性合材などの新材の出荷に必要な瞬発力を保持しています。 計量シリンダにはストロークの異なる軸を組み合わせた親子シリンダを採用し、 粗計量→微計量へ素早く動作、手動でも楽に微計量出来ます。
●安全性を高めた点検装置
各種駆動部には侵入防止柵や、安全カバーを設け、挟まれ・巻き込まれを防止しています。 メイン昇降階段には、立ち入り禁止看板を設置。 また、合材サイロ・サージビンは円筒部に点検口を設置し、安全にサイロ内が点検できます。
●お客様の事を考えた工夫
トラック誘導システムは出荷口を電光掲示板で分かりやすく表示して間違いを防ぎます。 場内のスムースな運航を手助けするとともに、合材サイロへ搬送する際には遮断機でトロリとの接触事故を防いでいます。

メンテナンスを考慮したフロア構成
お客様の事を考えた工夫
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