トラックでアスファルト合材を運搬する場合、荷台に乗せる前に剥離剤を散布いたします。従来のやり方では、荷台に上がり剥離剤を散布する作業を運転手(作業者)が行っていましたが、濡れた安全靴や長靴で行うため、転落、転倒が絶えない危険な作業でした。
どうにかして安全に作業することはできないか。
そこで私たちはその問題を解決すべく、アスファルト合材運搬車両用付着防止剤噴霧装置【さんぷくん】を開発。業界初の自動散布機能により、安全で簡単に剥離剤の散布作業が可能になりました。
定位置に停めて大型・小型の選択をするだけで、センサーがノズル軌道を調整し、自動で散布しながら走行。散布時間は大型車で35秒。車両の出し入れを含めて約2分のスピードを実現し1時間当たり約30台の散布処理が可能となります。
フレームを伸縮させることで省スペースを実現。敷地が狭くても待機場に設置可能です。カバーの付属により付着防止剤の飛散も防止します。(レールタイプ / 最大6200W×4800W)
レーザーセンサーによる散布の高さ設定と角度を変えたノズル配置でダンプの大きさに合わせることができ、付着防止剤を均一に散布し、使用量の削減が可能です。
センサーによる散布高さ設定と角度を変えたノズルで、荷台に合わせてあおり部分までムラなく剥離剤を散布。
ワンタッチで簡単操作が可能です。ダンプが入庫したら緑色のランプが点灯し、入庫しているダンプサイズのボタンを押すと音声案内後運転を開始します。