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アスファルトプラント

田中鉄工の主力事業、アスファルトプラントはユーザニーズと独自の技術開発によって、常に進化を続けています。

ニーズの多様化と環境への配慮など、日々寄せられる様々な要望にメーカーとして迅速に応える為に、また品質へのこだわりを徹底する為に専門のセクションを設け、顧客満足を追求し続けています。

納入事例

スタンダード

TAP-1520、TRD-60EA、ST-100+120、ASPUC-FACE操作盤

田中鉄工のスタンダードな仕様で固めたアスファルトプラント。ですが、随所に新技術を盛り込んでいます。特に環境面に重点を置いて設計されプラント本体の密閉性が高く、振動篩も二重防振構造を採用し、粉塵の発生を極力抑えています。移動が容易で、バッチタワー内が広く使用可能となる外部設置の昇降階段の採用、スキップ運搬装置のインバータ化により、ランニングコストも従来のプラントと比較して大幅に抑えました。また、2010年2月よりJISに定められた「アスファルトプラント安全要求事項」の先駆けとなる田中鉄工の安全基準を各所に盛り込んでいます。

都市型プラント

TAP-1520、TRD-60、ST-80+100+120 ASPUC-FACE操作盤、電光掲示板式出荷案内表示板、トラック運転手アシストシステム

プラント全体をシェルタで囲い、周囲への粉塵・騒音・振動対策を実施。今までのアスファルトプラントの概念を覆したデザインと色使いで周囲の環境に適合させています。また、ストックヤード下にホッパとベルコンを設置、アスファルトタンク上層部を添加剤タンクとして使用し、省スペース化・効率化を図っています。粉塵対策として、スカベンジングファンを振動篩と中間ビンの2系統に増設、ほうきで掃くだけでバッチタワーフロア内の掃除の出来るシューター、ミキサ下から材料を抜き取る際のダスト分の飛散を抑える防塵布付トロリ及びミキサフロアの密閉などを行っています。合材出荷装置には電光掲示板を利用したトラック誘導アシストシステムを導入、全てのサイロ下に運転手から積み込み状況が分かるアシストモニターを備え、積み込み時の過積量、合材こぼれを抑えています。

高速プラント

TAP-3000G-H,ASPUC-FACE操作盤,高速道路工事対応アスファルトプラント

高速道路舗装では、材料の変化や設置環境に対応しつつ、安定した合材出荷ができることが必要です。TAP-3000G-Hは、骨材合含水比5%時の合材生産能力は210T/H。3トンの混練で70バッチの生産が可能です。

移動することを前提にコンパクト設計し、大型のプラントながら運搬台数の削減にも成功。完全ユニット型ですので、非常にコンパクトで、積み込み運搬、保管が簡単に行えます。 また、全ての機器に対して、部品の脱落防止対策を施していますので、安心して運搬できます。運搬→組立→解体→運搬までの作業工程がスピーディーに短時間で終了し、工事期間の短縮に大きく貢献します。

環境への対応

企業のイメージは、その建物によって大きく左右される部分があります。特にアスファルトプラントは、合材工場のステータスシンボルとして、もっとも人の目に触れる物であり、 周辺に対して大きな影響力を持ちます。私たちは見た目だけでなく、環境との調和を重視した新しいプラントのあり方を提案しています。

プラント本体の周囲を覆ってしまうことで、粉塵や臭いが周辺に漏れ出すのを防いでいます。プラントの形を問わず、シンプルなイメージで景観を損ないません。 シェルターは周囲環境への配慮だけではなく、合材への保温効果もあがり、効率的な出荷の手助けになります。

省エネルギー

地球資源である化石燃料が枯渇していく中において、省エネルギーは重要な課題の一つです。CO2や省エネルギーに直接かかわるバーナやドライヤの熱効率の向上を日々研究し、エネルギー問題への解決策を提案しています。

ニーズへの対応

画一的な物から独創的な物まで、全社員一丸となってお客様にご満足いただけるよう考えております。

田中鉄工では、お客様のニーズにあわせたプラントを設計、ご提案させていただいています。プラント納入後も、コスト削減のご提案、迅速なプラントメンテナンスでお客様の業務を支援していきます。

合材サイロ

アスファルト合材は「生もの」です。時間がたてばたつほどその品質は劣化していきます。

このような特性を持つアスファルト合材を、田中鉄工では独自の技術を導入することにより、長期貯蔵を実現しています

田中鉄工の合材サイロ・5つのこだわり

  1. 貯蔵の長期化
  2. 出荷時間の短縮
  3. 運転経費の削減
  4. 環境への配慮
  5. 供給エリアの拡大

合材サイロは導入することで、プラント運転時の経費削減にも役立ちます。

サテライト式

都市景観の美化や、アメニティな環境づくりを希求されている現代において、都市部でのアスファルト生産は困難になりつつあります。

この問題を解決するためには合材生産を都市部周辺で行い、市街地には合材を一時的に貯蔵し、供給する方法があります。

このサテライト式合材サイロは限られた敷地の中に設置し、周辺環境を阻害することなく舗装現場に24時間いつでも合材を供給できる設備です。

液体シールゲート

アスファルト合材の劣化を防ぐ上でもっとも重要な点は貯蔵装置の密閉性を高くする事です。

密閉性をあげるためにシールゲートに液体を満たしました。液体シールは密閉性が非常によく、合材劣化の最大要因である空気の進入を防ぎます。また、液体シールは、磨耗による機能の劣化が無いというメリットもあります。

スキップコントロールシステム

インバータ制御により、エコで滑らかな動き。

生産された合材を貯蔵するため、合材の入ったバケットをウインチで引き上げるスキップ設備はプラント全体の中でも、もっとも頻繁に動くため、消耗も激しい部分です。

田中鉄工ではウインチをインバータで制御することにより、バケットの上昇下降時に、ウインチ、ワイヤ、スキップ設備全体に与える負担を大きく低減しています。

これにより、交換部品の寿命が延び、車輪やレール磨耗低減による設備の長寿命化が見込まれます。

さらに、インバータ制御には標準で回生機能を採用し、起動時のピーク電流の抑制、減速時の回生エネルギーを電源へ還元することにより、スキップ装置全体での電力消費も抑えています。

骨材搬送貯蔵装置

大容量の骨材搬送貯蔵装置。

様々な材料を貯蔵し、プラントへ材料を供給。搬送設備も一般的な物だけでなく設置スペースに最適な物を選定、プラントごとの特徴を生かした骨材搬送貯蔵装置です。

コルゲートサイロと呼ばれる大型骨材貯蔵装置はコルゲートという外周に波付けを施した鋼鈑製パイプで軽量で強度も高く、経済的にも優れた建設資材で作られています。

垂直ベルトコンベア

一般的な傾斜コンベアと違い、材料を垂直に持ち上げます。

垂直に持ち上げることで横のスペースを極力押さえており、狭い敷地内、特に市街地に近い場所でその効果を発揮します。全面をカバーすることで粉塵が周囲に漏れ出すのも防いでいます。

移動式コンベア(シャトルコンベア)

コンベア自体がモータにより一定区間を移動します。

移動することで有効機長がかわり、別のライン(サイロ)に材料を移動することが出来ます。

少ないコンベア本数で多数の振分けが出来るのが特徴です。

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